わ89-314号(愛称名:あかがねIII)が2025年6月末で引退。
2025年6月27日〜6月30日は、特別版ヘッドマークを付けて運行します。
わたらせ渓谷鐵道を走り続けてきたあかがね色のレールバスの最後の1両「わ89-314号」(愛称名:あかがねIII)が、2025年6月末で運用から退くことになりました。
わ89形は、1989年のわたらせ渓谷鐵道開業時に登場した富士重工製の軽快気動車で、製造コストを下げるため車体を軽量化小型化しバスの部品を多く使用していることから、「レールバス」とも呼ばれています。車体形状や座席タイプの違いで、100番台・200番台・300番台・310番台の計4種類、合計12両が製造されました。
314号は1993年に製造された最終グループの1両で、本年(2025年)1月31日に313号が引退した後は、わ89形現役最後の1両になっています。
30年以上にわたって走り続け、多くの方々に「わたらせ渓谷鐵道=茶色」のイメージを形成させる役割を担った「あかがね色のレールバス」は、まもなく、渓谷の鉄路からその姿を消します。
引退を記念して、最後の期間、車両の前後に特別版のヘッドマークを掲出して運行いたしますので、ぜひ乗りにお出かけいただければ幸いです。
掲出期間 | 2025年6月27日(金)から6月30日(月)まで |
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掲出時刻 |
掲出期間中は毎日、314号を次の時刻で運行します。 ●下り列車 ※急遽、変更する場合もあります。ご了承ください。 |